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【導入事例2】ハナスタを利用したお客様とのコミュニケーション

更新日:2月4日

ハナノミセ WoodSpoon(栃木県)
 

生花店と生産者の顔を持つ「アトリエ」 他にはない特別なお花を求めて

▲ オーナーである小林様ご夫婦

 実家は30年以上前から、ハナスタにも連携している中央市場へ出荷実績もあるバラの生産を営んでおり、生産者の立場で市場の出荷基準に満たず廃棄されるバラを何とかできないかと考え今から16年前に店舗をオープン。

 そんな立場だからこそ、店舗に並べるお花の品質や種類にはとてもこだわりを持っており、「生花店」としての立場だけではなく「生産者」としての立場からもご意見をいただきました。


 

歴史ある土地に新しい風を吹き込むアトリエ

▲ オーナーの小林康寿様

 栃木県佐野市は全国的にも有名な佐野厄除け大師があり、そんな土地柄か、近隣の生花店は仏花を中心に葬儀事業をベースとした老舗店舗が多く立ち並びます。

自身は都内の生花店で修業をし、ヨーロッパ研修などを経て店舗をオープン。歴史のある近隣の生花店と差別化を図るべく、お花をディスプレイして販売するいわゆる「生花店」ではなく「アトリエ」をイメージしました。

 来店したお客様と対話しながらその時店舗にある商品でイマジネーションをはたらかせてアレンジを完成させていきます。珍しいお花はもちろん、時には地元の野原で摘んだ野草なども織り交ぜながら作るオリジナルのアレンジは特別感もあってお客様からも好評をいただいています。


 

「差別化」という難しい難題

 地元にも市場はあり直接買い付けに行く機会もあるが、都内の中央市場と比較すると規模が劣り、珍しいお花などどうしても欲しかった花材がそろわない機会も少なくはないのが現状です。

 また、市場に直接足を運ぶリスクもあります。家族経営の為、外出の際は店舗を閉めなければいけない場合もあり、来店いただいても販売機会を逃していた事も…

現地で必要なものが購入できなかった場合は、ただただ時間のロスとなってしまう事を考えると腰が重くなります。

 

店舗で仕入れて、店舗で受け取る。家族経営の強い味方!