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花屋の仕入れの流れを紹介:市場で花を買う


花屋イメージ

花屋さんになりたい!そう思ったときに重要な「花の仕入れ」


そもそも、お店に並べる花がないと仕事にならないですよね。

ここでは、一般的な花の仕入れ先について紹介します。


 

1.花市場で仕入れる

 
市場イメージ

市場と聞くと、多くの人がイメージされるのは、かつての東京・築地市場の競りの様子ではないでしょうか?花市場も魚(水産)の市場同様に、競りが行われています。

仕入れの話のスタートとして、競りをおこなっている市場の話をします。

たとえば東京では、北足立、大田、板橋、葛西、世田谷と5つの中央卸売市場のなかに花の競りを行う会社が入っています。


市場という言葉には、場所としての市場という意味と、この競りを行う会社を指す二つの意味があり、ここでは競りを行う会社を大卸(おおおろし)と表記します。


大卸は、国内外の生産地から花が届き、卸売する会社です。販売方法の一つに、前述した競り業務があります。特徴としては「一箱単位」など、購入ロットが大きいことです。


「一箱」とは生産地が詰めた量になります。多くの場合、花は一品種が一箱に詰められています。たとえばバラ‘イブ ピアッチェ’を買う場合は、最低でも30〜50買う必要があります。仕事をはじめたばかりの人や少量多品種の品揃えを希望する場合は、仕入れ金額が高額になる、花の量を余らせてしまうことが考えられます。


大卸との取引メリットは、

以下の2点です。